「
Ball Sudoku Cube」を見た助手は『この色を数字に置き換えたキューブが欲しい!』と思い立ちました。 だってこのボールキューブ、なんだか見た目にムリがあるんですもん。 ピースがボールと言うのも違和感がありますが、完成状態なのに色が混ざっているのが助手の美意識的には納得できなーい。
でもこちらの「Ball Sudoku Cube」はなかなかの技アリのものなのです。 単純に数独キューブと言うだけなら市場にいくつも出回っていますが、今更 Mefferts が「Ball Sudoku Cube」を出したのには『
1つのピースに与えられる数字は1種類』と言う、これまでなかったコンセプトを持っての事です。
で、このコンセプトの実現がまず難しい・・・。 「Ball Sudoku Cube」が手元にあれば単純に色を数字に置き換えれば良いのですが、そのためだけに納得いかないものを買うわけにはいきませんから、自力でなんとかするしかありません。
『そんなの助手には不可能だよ』とご主人ちゃまの冷ややかな言葉を浴びながら、数字を書いたステッカーを貼ったり剥がしたりを繰り返して助手が編み出したマトリクスはコチラ。 『まさか出来るとは思わなかった』と感嘆しながらも、負けず嫌いなご主人ちゃまは「9」のコーナーが二つあるのが許せない、とかチャチャを入れてきます。
たしかにそれは助手も気になっていた部分で、これを解消すべく貼ったり剥がしたりを繰り返しているうちに、徐々に法則が見えて来ましたヨ。
- 1つの数字は異なる面に合計6回使わなければならない
- コーナーに使うとその数字は3回消費する
- 残りの3回は「コーナー」or「センター&エッジ2回」の組み合わせとなる
- コーナーは8個あるがセンターは6個しかない
- 「センター&エッジ2回」の組み合わせが使えるのはコーナーの数字8個のうち6個
- 7個目のコーナーの数字の残り3回は「コーナー」として消費せざるをえない
- これが自動的に8個目のコーナーとなる
と言う論理の下 --
どれか一つの数字は「コナー2回」としなければならない-- と言う結論に達しました。 これには流石のご主人ちゃまも納得。 「Ball Sudoku Cube」の紹介にも下記のようにありますので、助手が作ったマトリクスは限界に到達しているのだと思います。
- Colour number 1 has 2 corner balls
- Colour numbers 2-7 have 1 corner ball, 1 edge ball and 1 center ball
- Colour numbers 8 and 9 have 3 edge balls.
マトリクスが出来あがったとたんに興味を持ち始めたご主人ちゃまは「Ball Sudoku Cube」に倣って、数字ではなく9色のピースで作りたいと言いだしましたが、9色分素体を買うなんていったい幾ら掛かるのよ? そもそも助手は完成状態なのに色が混ざるのが嫌なの!
こんなのプリントで十分ですヨ。
そうこうしている間にご主人ちゃまはこっそり「Ball Sudoku Cube」を注文しておりましたw 『数字を色で表わすから1ピースに1文字の意味がある』とか言われたって気にしない 、ご主人ちゃまの笑顔見たさに日々ネットの海を彷徨う助手でございます。